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ニュース・フラッシュ

2014年4月7日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Minera Frisco社、組合員によるストライキ決行に脅かされる

 2014 年4 月3 日付け業界紙等によると、Minera Frisco社は、Chihuahua州に保有するSan Francisco del Oro多金属鉱山において、本社から提案された少なくとも300 人の人員削減案に対抗するため組合員がストライキを決行する動きに脅かされている。

 現在メキシコ鉱山冶金労働組合(SNTMMSSRM)の指導部が本社側に対し人員削減を見直すよう説得に当たっているが、それが人員削減にどの程度影響を与えることとなるかは予断を許さない状況である。これまでのところ、同社は、本件に関し正式なコメントは発表していない。

 同鉱山においては、メキシコでは前年の純利益の10%を労働者に分配することが労働法で定められているが、2013 年における同鉱山での労働者への分配金を2012 年の1 人当たり58,000 ペソから2013 年は3,000 ペソへと大幅に削減したことと、労働契約に係る組合員による団体交渉に対し同社が制限を加えたことに組合側が反発し、2013 年5 月と6 月にストライキが実施された経緯を有する。

 なお、同社がSonora州に保有するMaría銅鉱山とZacatecas州に保有するEl Coronel金・銀鉱山も、これまでにストライキによる影響を受けたが、現時点では全てストライキは解除されている。

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