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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2014年4月7日 ロンドン 北野由佳

ポルトガル: 国際鉛・亜鉛研究会、亜鉛の需給予測を発表

 2014 年4 月2 日、国際鉛・亜鉛研究会(ILZSG)が開催され、同研究会は2014 年の亜鉛の需給予測を以下のとおり発表した:

 2014 年の亜鉛地金消費量は、対前年比4.5%増の1,357.7万tと予想した。世界の亜鉛地金消費量の44%を占める中国は同5.8%増となり、消費量が600万tを超える見込みである。インド、韓国、メキシコ、トルコといった国々でも消費量が大幅に増加すると予測した。一方、欧州及び米国は、それぞれ同3%増と同1.7%増の微増にとどまると予想される。

 2014 年の鉱山生産量は、対前年比2.6%増の1,357万tと予想した。中国は同3.6%増となることに加えて、豪州ではXstrataのMount Isa及びMcArthur River鉱山及びPerilya社のBroken Hill鉱山のおける増産により同6.7%増となることが世界の鉱山生産量増加の主な原動力となる。南米に関しては、メキシコとペルーにける増産がボリビアでの減産によって部分的に相殺され、欧州でも同様にポルトガルとスウェーデンにおける増産がアイルランドにおける減産によって相殺されることが予想される。

 2014 年の製錬での亜鉛地金生産は対前年比4.4%増の1,346万tと予想し、中国で同7.3%増となることが主因である。米国では、Horsehead HoldingのSxEw二次亜鉛プラントがNC州に建設されたことから、同10%増となると予想される。欧州では、ベルギー、イタリア、ノルウェーで増産となり、同3.6%増となる見込みである。その他、インド、韓国、メキシコ、ナミビアでも増産が予想される。

 需給バランスは、2014 年も供給不足が続き、不足幅は11.7万tに拡大すると予想した。

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