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ニュース・フラッシュ

2014年4月8日 バンクーバー 山路法宏

加:ケベック州議会選挙でケベック自由党が第1党に返り咲き

 2014 年4 月7 日、ケベック州議会の総選挙が行われ、野党第1 党のケベック自由党(Parti Liberal du Quebec)が過半数を占める70 議席を獲得した。現政権与党のケベック党(Parti Quebecois)は30 議席にとどまったほか、同党党首のマロワ現首相も議席を失ったために辞任する意向を表明した。

 ケベック党は、2 年前の選挙で9 年ぶりに政権与党となったが、過半数に届かなかったことから少数政党として難しい政権運営を余儀なくされていた。今回の総選挙で過半数の議席を獲得することを目指していたが、結果として野党へ転落することとなった。各政党の獲得議席数(総議席数125 )は、ケベック自由党70 (前回50 )、ケベック党30 (同54 )、ケベック未来連合(Coalition Avenir Quebec)22 (同19 )、ケベック連帯(Quebec Solidaire)3 (同2 )となった。

 地元報道によれば、政権交代により落ち込んでいる投資が改善し、経済成長が促進されるとの期待から、産業界からは今回の選挙結果に対して概して歓迎する声が多い。また、ケベック党の敗北により同州の独立に関する国民投票のリスクが回避されたことや、ケベック自由党が3 年前の当時政権時代に発表していた同州北部投資計画「Plan Nord」の復活により北部地域のインフラ整備の促進も期待されることなどから、北部地域で多くの探鉱・開発を行っている鉱業界としても歓迎すべき結果となっている。

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