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ニュース・フラッシュ

2014年4月14日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:経済大臣、鉱業特別税の見直しを支持

 2014 年4 月4 日付け業界紙等によると、Ildefonso Guajardo Villarreal経済大臣は、新たに施行された鉱業特別税はメキシコ鉱業の国際競争力を著しく下げるため、即座に税率の引き下げを行うべきとの見解を示した。

 同大臣によると、メキシコ鉱業の従来の国際競争力を維持するために鉱業特別税の改正を行うよう、大蔵公債大臣に働きかけを行っている。今般の鉱業税制改革は、他国が行った改革よりも税率面での上げ幅は小さいが、明らかに抜本的な改革である。しかしながら、このような改革は、通常揺り戻しがある。

 また、経済省次官は、鉱業界との懇談において、探査、探鉱、採掘及び冶金に対する魅力と言う観点から国際競争力を保持できる税率は5%程度である旨を示すとともに、高い国際競争力を維持するために最善の努力を行う旨を表明する一方、メキシコでの投資環境を分析する上で考慮すべき点には税制以外の様々なファクターがあることを付言した。

 なお、鉱業界では、今般の鉱業特別税創設を非難するとともに、一部企業において鉱業特別税の創設は違憲であるとして法廷闘争を行う準備を進めるなどの動きを見せる一方、メキシコ国内で活動するGrupo México社、米Hecla Mining社や加Goldcorp社他の企業は、鉱業特別税を容認した上でメキシコへの投資を再評価する旨を発表した。

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