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ニュース・フラッシュ

2014年4月21日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:メキシコ国内大手鉱業企業3 社、金属市況低迷により2014 年Q1 の純利益が急落

 2014 年4 月14 日付け業界紙等によると、Grupo Financiero Monex社のアナリストFernando Bolaños氏は、金属市況の低迷によりメキシコ国内大手鉱業企業3 社は軒並み2014 年Q1 における純利益を急落させる見通しである旨を明らかにした。

 同氏によると、メキシコ証券取引所に上場しているGrupo México社、Peñoles社及びMinera Frisco社の国内大手鉱業企業3 社は、最近1 年間における金、銀及び銅価格の下落等の影響により、純利益を大幅に減少させた。

 なお、同氏による本年Q1 における各社の決算見通しは、以下のとおり。

○ Grupo México社
 本年Q1 の純利益は、前年同期の577百万US$から34.8%減の376百万US$と見込まれる。主な要因は、銅、モリブデン及び亜鉛価格の下落によるもので、銅生産量が2.7%、モリブデン生産量が23%及び亜鉛生産量が4.8%それぞれ増加したにもかかわらず、売上高が前年同期から5.8%減の23.1億US$になると見込まれる。

○ Peñoles社
 本年Q1 の純利益は前年同期と比べ65.6%減の10.1億US$、売上高は前年同期と比べ18.8%減の11.6億US$と見込まれる。主な要因は、金及び銀の市況低迷に加え、子会社である世界最大の銀生産量を誇るFresnillo社(実際にはFresnillo社の子会社であるMinera Penmont社)がSonora州に保有する金鉱山において、火薬使用許可の一時停止による操業停止が影響した。

○ Minera Frisco社
 本年Q1 の売上高は前年同期と比べ13.9%減の27億ペソ、純利益は前年同期と比べ83.2%減の123百万ペソと見込まれる。主な要因は、前年同期と比べ銀生産量が12.6%増加するにもかかわらず、金及び銀価格の下落が影響した上、Chihuahua州に保有するConcheño金・銀鉱山の操業開始に伴う大幅な経費増加による。

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