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ニュース・フラッシュ

2014年5月2日 サンティアゴ 山本邦仁

ブラジル:Vale、2014 年第1四半期の純利益は前年同期比19.1%減少

 メディア報道によると、Valeの2014 年第1四半期の純利益は25.2億US$となり、前年同期の31.1億US$から19.1%減少した。14.2 US$/tまで下落したIODEXの鉄鉱石参照価格の低下が売り上げに影響し、前期末に設定した予想価格の調整により総損失349百万US$を計上したと同社は説明している。償却前営業利益は、前年同期比22.2%減の40.6億US$であった。業績が向上したベースメタル部門から549百万US$の貢献があったものの、価格低迷とモザンビークの鉄道輸送力に問題のあった石炭部門からは-162百万US$の影響があった。

 Valeの2014 年第1四半期における鉄鉱石およびペレットの販売量は67.8百万tで、前年同期の65.1百万tから4.02%向上した。生産量は71.1百万t(Samarco JVでの生産量2.4百万tを除く)であり、2008 年第1四半期以来の数量となった。販売量が生産量を約3百万t下回るものであった点について同社は、一層の売り上げ増を企図する次期への対応を考慮したものとしている。鉄鉱石生産量の向上は、良好な気象条件、plant 2のランプアップ、そして、Conceicao Itabiritos鉱山の操業開始によるものである。

 2014 年第1四半期のニッケルおよびカリウムの生産量は、それぞれ67,500 t(前年同期比3.7%増)、109,000 t(同8.9%減)であった。カリウムの減産は品質の低下と処理施設の定期保守の影響によるものとされる。石炭の生産量は1.8百万tであり、モザンビークのMoatize鉱山での順調なランプアップがあったものの、豪州のCarborough Downs鉱山での減産により一部相殺される形となった。

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