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ニュース・フラッシュ

2014年5月5日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:チリ鉱業の労働生産性は10 年間で46%低下

 COCHILCOが2014 年5 月5 日公表した報告書によると、チリ鉱業の労働生産性は2003 年から2012 年の10 年間で46%低下した。鉱石品位の低下及びエネルギーコストを始めとしたコストの上昇が主要な要因。産業分野別に見れば、鉱業セクターの生産性は継続して上位を保っているものの、2012 年にはエネルギー、ガス、水のセクターに上回られてしまっているという。

 銅価格が高騰していた時期、鉱山会社の懸念事項はコストではなく生産量にあり、それが労働力や消費財の過剰需要を生み出し、その反動として労働生産性が低下したとCOCHILCOのMaría Cristina Betancour調査課長は説明した。

 また、地質要因を考えると、鉱山が操業年数を重ねるとともに、鉱石運搬距離の増加、鉱石品位の低下、鉱石の硬化などは避けられないことから、1 tの銅を抽出するために必要なコストは増えざるを得ず、生産性は低下する流れになるという。

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