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ニュース・フラッシュ

2014年5月9日 北京 篠田邦彦

中国:2014 年の立ち遅れた生産能力の淘汰状況と2013 年の淘汰状況との比較

 安泰科によれば、2014 年5 月8 日中国工業情報化部(Ministry of Industry and Information Technology)は、各地方政府に2014 年の立ち遅れた生産能力と生産過剰能力の淘汰に関する目標を通達した。

 具体的な目標は、製鉄1,900万t、製鋼2,870万t、コークス1,200万t、合金鉄234.3万t、カーバイト170万t、電解アルミニウム42万t、銅精鉱(再生銅を含む)51.2万t、鉛精錬(再生鉛を含む)11.5万t、セメント5,050万t、板ガラス3,500万重量箱、製紙265万t、革360万枚、捺染10.84億メートル、化学繊維3万t、鉛蓄電池2,360万キロボルトアンペア、レアアース(酸化物)10.24万tである。

 業界別で見ると、2014 年は2013 年と比べて立ち遅れた生産能力の数量が減少している。2014 年の立ち遅れた生産能力と過剰生産能力の淘汰目標は16 の業種に及んでいるが、2013 年には19 の業種を対象としていた。2014 年は電解亜鉛、アルコール、化学調味料、クエン酸の4 つの業種を取り消し、レアアース(酸化物)業界の10.24万tの淘汰目標を追加した。

 生産能力淘汰に関するデータから見ると、一部業界では立ち遅れた生産能力の淘汰に力を入れており、2013 年の立ち遅れた生産能力の淘汰は製鉄263万t、製鋼781万tのみであったが2014 年には、製鉄1,900万t、製鋼2,870万tとなった。

 非鉄金属業界では、2014 年の立ち遅れた生産能力の淘汰状況は大きく変化している。2014 年電解アルミニウムの生産能力を2013 年比で14.7万t多く淘汰するが、銅精錬業界と鉛精錬業界の生産能力は2013 年比でそれぞれ15.3万t、76.4万t減少する。2014 年、銅精錬生産能力を66.5万t、鉛精錬の生産能力を87.9万t淘汰することを要求し、亜鉛業界に対する淘汰を中止し、レアアース酸化物への淘汰を追加した。

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