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ニュース・フラッシュ

2014年5月9日 北京 篠田邦彦

中国:レアアース三希金属資源の資源量が基本的に判明

 安泰科によれば、最近、中国の三希金属資源の戦略的調査プロジェクトに対する審査設計が完成した。

 同プロジェクトは2012 年に開始され、業務期間は4 年間とし、その中に22 件の作業プロジェクトが設けられている。中国地質調査局地質科学院資源所(China Geological Survey Institute of Mineral Resources Chinese Academy of Geological Sciences)が先頭に立って調整し、12 の三希金属資源の豊富な省区及び一部科学研究院、大学などが参加した。

 三希資源とは、レアメタル、レアアース金属、稀散金属(セレン、ゲルマニウム、ガリウムなど独立の鉱床を形成せず、他に混じって存在する金属・元素)で、第12 次5 ヵ年計画の中で、戦略的新興産業の成長育成に必要な機能材料や構成材料とされている。戦略的新興産業とは、新世代情報技術、省エネ環境保護、新エネルギー生物、ハイレベル設備製造、新材料、新エネルギー自動車などである。

 同プロジェクト開始後2 年余りで、既に中国国内の三希金属資源量をある程度把握し、三希鉱産地のデータベース及びサンプルデータバンクを確立した。野外の調査研究、テスト解析、遠隔探査などの方法により、中国南部イオン吸着型レアアース資源の開発、環境汚染及び埋蔵量評価などの分野の基本状況を把握し、国内外の三希金属鉱産資源の利用現状、選鉱製錬技術及び市場需給状況について追跡・研究し、重要地域と省区に対する探査配置業務を強化した。

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