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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2014年5月12日 サンティアゴ 山本邦仁

ブラジル:Anglo American、ブラジルのニッケル鉱山事業をValeへ売却か?

 メディア報道によると、Anglo Americanは、収益の改善に向けた保有資産の全世界的な見直しの一環として、同社のブラジルにおけるニッケル鉱山事業をValeへ売却する可能性がある。Anglo AmericanはGoias州においてBarro Altoニッケル鉱山とCodeminニッケル鉱山を操業中であり、Barro Altoニッケル鉱山では生産量向上を目指して製錬炉改修工事を実施中である。Valeは、Para州においてOnça Pumaニッケル鉱山を操業しているが、処理施設について同様の改修事業を完遂したところである。メディアの取材に対してValeはコメントを拒否し、Anglo Americanは市場や第三者の憶測に関してコメントはしないとしている。在サンパウロのアナリストによると、投資判断に厳格な基準を設けているValeによる買収の実現は、価格と資産の質が大きな鍵であるものの、低コストでの生産事業へのValeの関心は高く、ニューカレドニアでのニッケル鉱山操業停止という背景もあり、事業買収へと進む可能性はあるとされる。また、Valeによる買収があるとすれば、価格交渉に有利となることから、Barro Altoニッケル鉱山の処理施設の改修工事が完了する前になされるとの見方がある。

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