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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2014年5月14日 サンティアゴ 山本邦仁

ブラジル:露Gunvor社、ブラジルの鉄鉱石ビジネスを強化

 メディア報道によると、露Gunvor社は、取扱商品および地域多様化戦略の一環として、ブラジルでの鉄鉱石ビジネス拡大のために、ブラジルにおけるパートナーとの関係を強めようとしてる。

 同社の共同設立者の一人であり大株主であったGnnady Timchnenko氏は、米国による対露制裁の対象となっており、同氏は同社の株式を売却をすすめている。その結果、同社株式はすでにスウェーデンのTorbjorn社が86%を保有するに至っている。同社の目下の課題は市場からの信頼を得ることにあるが、最近、日本企業から3.5億US$の融資を得ることとなった。この融資により、鉄鉱石に焦点をあてたアジア向けビジネス展開に余裕がでてきており、鉄鉱石の供給源としてブラジルに関心を向けるようになったものとみられている。

 Gunvor社は、2000 年の設立以降、ロシアでの石油売買に集中していたが、2003 年にジュネーブに営業拠点を構築し、他の原料ビジネスを開始した。石油関連での取引先は35 か国におよび、ロシアでの石油取引は20%以下に低下した。同社はパナマ及びバルト海の石油パイプライン事業に資本参加するとともに、米国と南アフリカで二つの石炭鉱山を保有するほか、ベルギーとドイツには精製所を、そしてバルト海と黒海に積出ターミナルを持ち、カスピ海では上流工程を手掛け、オランダとエストニアでは役務部門を抱えている。また、トルコとウズベキスタンではJV事業も展開している。

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