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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年5月14日 北京 篠田邦彦

中国:上海で、中国初の鉛酸蓄電池環境保護産業連盟が発足

 安泰科によれば、中国国内初の鉛酸蓄電池の産業団体となる上海鉛酸蓄電池環境保護産業連盟(ShangHai Lead-acid battery of Environmental Protection Alliance)(以下、連盟)が上海で正式に設立された。同連盟は上海地区で業界や地域を跨いだ上流・下流産業チェーンを設立し、自主規制により、グリーンな環境の構築を呼びかけ、上海鉛酸蓄電池の配送・回収の新しいシステムを築き、鉛酸蓄電池ライフサイクル全体のグリーン環境保全管理を実現する。

 同連盟は、上海有色金属産業協会、浙江省蓄電池産業協会、上海市流通経済研究所、上海鑫雲レアメタル再生有限公司が共同で立ち上げた。現在、連盟の会員には浙江天能集団、超威集団、安徽華鑫鉛業集団など20 余りの企業が含まれ、生産・販売・物流配送・使用・回収・再生利用など鉛蓄電池の産業チェーン全体を網羅している。

 概算では、毎年、上海では約8万tの鉛酸蓄電池スクラップが発生し、年々増加する傾向にある。しかし、回収システムは不完全で、現在上海のスクラップ鉛蓄電池の回収処理状況は悪く、正当な循環ルートによる回収率は10%足らずで、大部分が「回収ゲリラ部隊」により他の地方に不法移転されてきた。

 同連盟自体の努力によって、上海廃棄鉛酸蓄電池の回収を無秩序な回収から秩序ある回収に転換し、3 年以内に廃棄鉛酸蓄電池の合法回収率を80%以上に引き上げ、鉛酸蓄電池の環境保護回収及び総合利用の全体レベルを引き上げ、中国で完備した鉛酸蓄電池産業チェーン及び成熟した健全な市場システムの構築を促進する。

 それと同時に、上海鉛酸蓄電池配達回収センターが2014 年8,9 月に正式に運営を開始する。連盟は、間もなく設立される上海鉛酸蓄電池配達回収センターを拠り所に、鉛酸蓄電池のグリーン循環利用を実現する。今後、上海非鉄金属現物取引センタープラットフォームを通じて、新しい電池や古い電池の配送・回収のオンライン取引を実現し、インターネットのサービスプラットフォームを通じ、上海市内で蓄電池の販売回収ネットワークサービスを提供する。

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