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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル レアメタル
2014年5月15日 サンティアゴ 山本邦仁

ブラジル:Vale、ニッケル事業に楽観的

 メディア報道によると、Valeは、ニッケル市場価格の好転を受けてニッケル事業の見通しが他の鉱種事業と比較して明るいものとみている。そうした発言とあわせてMurilo Ferreira社長は、この市場価格動向は供給減の影響を受けたものであり、特にインドネシアのニッケル鉱石輸出禁止措置によるものとの見解を述べた。また、減量分は40万tで、これにより市場の状況が変わったと指摘。さらに、ニッケル価格はここ数か月で数年前の水準(3万US$/tから最高時の5万US$/t)に戻るだろうとの豪州の投資銀行のアナリストによる分析を紹介している。

 ニッケル価格は先週末の時点で2万US$/tの水準に戻しているが、この水準はここ2 年無かったことであり、僅か1 年で41%の値上がりとなっている。Goldman Sachsのアナリスは、インドネシア要因の他に最近のロシアに対する制裁措置の影響もあるとしており、インドネシアは鉱石生産で世界市場の20%を占めているが、ロシアは精鉱生産で市場の12%を占めていることを指摘している。

 Valeの2014 年Q1のニッケル生産量は67.5千t、販売量は65千tであった。売上額は21.59億レアルであり、これは同社のこの期間の売り上げの9.5%を占める。なお、鉄鉱石の売り上げは54%を占める。

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