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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年5月15日 バンクーバー 山路法宏

米:米国地質調査所、世界の白金族資源量を150千t以上と推定

 2014 年5 月15 日、米国地質調査所(以下、「USGS」)は、白金族元素の既知及び未発見資源量に対する史上初のインベントリー調査及び地質評価を実施し、150千t以上の白金族資源が南部アフリカの2 つの国に賦存しており、世界の供給の多くがそれらの国で生産されるとの評価結果を明らかにした。

 USGSの研究によれば、南アフリカとジンバブエには、既に78千tの白金族資源が既に確認されているが、更に75千tの資源が賦存している可能性がありながら、未だ発見されていないとしている。これは、両国で白金族鉱山の操業が始まった1920 年代から生産された総量の20 倍以上にあたる。また、世界全体の資源量の約90%は、南アフリカ、ジンバブエ及びロシアの限られたエリアに賦存しているとしている。

 米国は、国内の白金族需要の90%を輸入に依存しており、USGSでは、今回の研究により過去認識していた量の2 倍近くの供給可能性を確認できたものの、一部の地域に集中していることから短期的な供給途絶が起こりやすいと評価している。

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