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ニュース・フラッシュ

2014年5月23日 北京 篠田邦彦

中国:モリブデン資源税の従量課税から従価課税への変更を計画

 安泰科によれば、遅くとも2015 年初めに中国国内のモリブデン資源税を従量課税方式から従価課税方式に変更し、税率を19%で調整する見込み。

 中国工業情報化部(Ministry of Industry and Information Technology)や国家税務総局(State Administration of Taxation)が今回の税改革を担当する主要部署となる。中国のレアアース、タングステン、モリブデンはともに中国国家の戦略的資源である。

 現在中国のモリブデン資源税は従量課税方式で、モリブデン資源税は 一等鉱山12元/t、二等鉱山11元/t、三等鉱山10元/t、四等鉱山9元/t、五等鉱山8元/tとなっている。非公式な試算によると、これは従価税方式の8%前後に相当する。

 CRU社の統計によると、2013 年の世界のモリブデン生産量は前年比2.5%増の24.27万tで、消費量は前年比3.0%増の24.31万tである。安泰科によると、2013 年中国のモリブデン精鉱生産量は前年比3.7%減の8.2万tで、消費量は前年比2.8%増の7.4万tであり、中国ではモリブデン精鉱は生産過剰状態である。

 現在、フェロモリブデンの輸出関税税率は20%で、酸化モリブデンの輸出関税税率は15%である。2014 年モリブデンの輸出割当量(金属量)は1万t足らずで、そのうち金モリブデン株式に5,500 t、洛陽モリブデン業に1,700 t、新華龍に500 tを配分しており、三大企業が大部分の輸出割当量を占めている。

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