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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年5月28日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:Barrick Gold、Pascua Lama金-銀プロジェクトに反対する先住民族コミュニティと暫定合意

 メディア報道によると、加Barrik Goldはチリ・アルゼンチンの2 国間鉱業開発プロジェクト、Pascua Lama金-銀プロジェクト建設に反対するDiaguita族先住民グループと暫定合意に達した。Huasco渓谷に居住する18 のDiaguita族コミュニティのうちの15 コミュニティと覚書を取り交わしたもの。この暫定合意に関し、Diaguita族コミュニティ代表のLorenzo Soto弁護士は、「チリにおいて初めて締結される性質の合意であり、今後は先住民族コミュニティが類似プロジェクトの開発に対し意見を述べる権利を持つことになる」とコメントした。

 暫定合意の有効期間は6 ヶ月で、Barrick Goldはプロジェクトに関する情報を先住民と共有することに合意、それらの情報は独立した専門家によって裏付けをとることができるとされ、その費用は同社が負担する。このステージが成功と判断されれば、両者は最長2 年間の対話ステージを開始する。このステージには、国際監視員が参加、先住民族ロイヤルティの支払いが検討される。建設は、このステージが完了するまで開始されない。先住民族ロイヤルティに関しSoto弁護士は、類似ロイヤルティに関するアイデアはこれまでないが、創設されうるものであり、創設への障害はないと述べた。

 Aurora Williamas鉱業大臣は、Barrick Goldと先住民族コミュニティ間の合意を歓迎したが、鉱業に普遍的に適用される先住民族ロイヤルティ導入の短期的な可能性については否定した。

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