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鉱種:
レアメタル ニッケル
2014年5月29日 北京 篠田邦彦

インドネシア:上海鼎信等が、国内最大のニッケル製錬所の投資建設へ

 安泰科によれば、インドネシアのセレベス島にある中国―インドネシア経済協力区青山団地で、中国―ASEAN投資協力基金(CAF)が、上海鼎信投資集団有限公司(Shanghai Dingxin investment Group Co.,Ltd)、Bintang Delapan Group Indonesia社と共同開発するフェロニッケル製錬プロジェクトの建設が進んでいる。

 同プロジェクトの投資総額はおよそ6.4億US$で、2015 年に生産を開始する計画。その時には、インドネシア最大のニッケル製錬所となり、年間ラテライトニッケル鉱石処理量は300万t、年間フェロニッケル生産量は30万t規模となる。現在、国内大手2 社のニッケル製錬所の合計生産量は10万t足らずである。

 これは、中国―ASEAN投資協力基金によるインドネシアでの最初の投資プロジェクトで、ASEAN地域では9 件目。中国―ASEAN投資協力基金(CAF)は中国国務院が許可し、中国国家発展改革委員会がFOBドル株権益投資基金を承認し、中国輸出入銀行、中国投資有限責任公司、中国銀行、世界銀行傘下の国際金融会社、及び国内外数多くの投資機構が共同出資し、設立された。同基金は、主にASEAN地域のインフラ施設、エネルギー及び自然資源などの分野への投資に利用されている。

 上海鼎信投資集団有限公司は、中国国内第1 位のフェロニッケル生産企業で第2 位のステンレス生産企業である青山集団傘下の企業である。Bintang Delapan Group Indonesia社は主要業務として、インドネシアのセレベス島のラテライトニッケル鉱石の生産事業を展開している。

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