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ニュース・フラッシュ

2014年6月3日 北京 篠田邦彦

中国:主要鉱産品の対外依存度が全面的に大幅上昇

 安泰科によれば、経済社会の急速な成長に伴い、中国の主要鉱産品消費の対外依存度が急上昇し、最近10 数年でかつてないレベルに達した。

 中国国土資源部情報センター(Information Center of Ministry of Land and Resources)の資料によると、2011 年~2013 年に、中国国内で新たに発見された大中規模鉱徴地は466 か所で、そのうち大規模鉱徴地が174 か所である。45 種の主要鉱物資源の中で33 種鉱種の確定埋蔵量が新たに増加し、国内資源の保障能力を効果的に引き上げた。

 特に注目すべきなのは、この期間に、国内主要鉱産資源消費の対外依存度も急上昇している。概算統計によると、45 種の主要鉱種の中で、2012 年には海外から23 種を輸入していた。2013 年、石炭の純輸入量は3.2億t(2012年比13.4%増加)、鉄鉱石の純輸入量は8.13億t(前年比9.4%増)、石油の輸入量は2.9159億t(2000年の4.18 倍)となった。石油の対外依存度は2000 年の32.59%から2013 年の61.5%に上昇し、鉄鉱石の対外依存度は2000 年の36%から2013 年の58.7%に上昇した。2013 年のニッケル対外依存度は70%、ボーキサイトは74%、銅鉱石は81.7%に高まった。

 2013 年中国の鉱産品の輸出入貿易赤字は、3,304.47億US$である。消費量の世界全体の総消費量に占める割合はそれぞれ、石炭50.2%、鉄鉱石43.34%、石油12.7%、銅鉱石43.29%、ボーキサイト44.77%、リン42.19%、硫黄31.65%となっている。このような傾向は、将来数年間で一層激化する見込み。

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