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ニュース・フラッシュ

2014年6月9日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:行政手続の遅延による鉱業投資阻害を憂慮

 2014 年6 月3 日付け業界紙等によると、加Goldcorp社(本社:バンクーバー)のJosé Luis Aguilarコンセッション部長は、メキシコ鉱業当局による行政手続の遅延が同国鉱業への投資を阻害する可能性がある旨を明らかにした。

 同部長によると、鉱業関係法令上、許認可申請の受理後140 日以内に処理されるべき行政手続が2013 年3 月以来遅延しており、中でも同社が昨年11 月に申請した案件に関しては法令上25 日以内に処理されるべきところ、本年6 月現在も手続き完了に至っていない状況にある。これら行政手続の遅延には、鉱業コンセッション登録、鉱業公共登記や鉱業コンセッション取消に関する申請が含まれており、当該遅延は同国への鉱業投資に脅威を与えるとともに、同国鉱業行政への信頼を損ねるものとなる。

 一方、経済省のMario Cantú鉱業局長によると、これら行政手続の遅延は専門職員数の不足や実地調査に必要な機材の不足によるものとしている。

 なお、鉱業コンセッションの取消に伴う申請件数は、関係法令に不適合であったり鉱区税等の未払いによるものが多数を占めており、2010 年の758 件から2013 年末時点の5,000 件以上へと大幅に増加している。

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