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ニュース・フラッシュ

2014年6月16日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:鉱業審議会(Consejo Minero)、電力プロジェクトの推進を求める

 メディア報道によると、閣僚委員会によるHydroAysénダムプロジェクトの環境認可無効の決定を受け、大規模鉱山企業の業界団体である鉱業審議会は同プロジェクトが寄与可能であったはずの安定的かつ経済的な電力供給を実現できる別のエネルギープロジェクトを緊急に推進するよう求めた。中央供給システム(SIC)、北部供給システム(SING)で電力供給を受ける他の需要家と同様、鉱業界にとって、水力発電及び火力発電プロジェクトの開発は非常に重要であると同審議会は明言、効果の高い多数のプロジェクトが凍結、延期されるような事態になれば、競争力ある価格での電力確保が困難になるばかりか、緊急のディーゼル発電が必要となり、結果として環境にも悪影響があるとした。

 また、非在来型エネルギーの重要性が高まっていることは認めながらも、必要なエネルギー需要を満たすには十分でないと述べた。2014 年5 月に発表された政府のエネルギー計画では、2025 年までに非在来型エネルギー由来の発電量を全体の20%にする目標が掲げられているが、全ての需要家、家庭、産業への安定的、経済的、持続可能な供給に必要な残り80%の電力には水力発電及び火力発電が不可欠であることは明確だと主張した。

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