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ニュース・フラッシュ

2014年6月16日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:メキシコ鉱業関連企業、受注低迷でも景気回復を確信

 2014 年6 月9 日付け業界紙等によると、鉱業企業に対し各種サービスの提供や機材・機器を納入する鉱業関連企業は、金属市況の下落・低迷により受注が低迷しているにもかかわらず、近いうちに景気が回復することを確信している。

 鉱業関連企業によると、昨今の金属市況の下落・低迷に加え本年1 月に鉱業特別税等が施行されたことにより資本投資と探鉱が減少しており、本年におけるメキシコの鉱業企業への各種サービスや資機材等の需要は、他の中米諸国ほどではないものの前年同期と比べ30~40%程度下落した。しかしながら、これら需要は金属市況の改善に牽引され、回復するのは時間の問題である。

 また、受注減は深刻であるとの報告もあり、掘削機械や車両等鉱業関係資機材の大手販売企業によると、金属市況の下落・低迷により探鉱削減が進められ、本年における鉱業企業への資機材等の需要が実質ゼロであるとしながらも、本年末までには需要が回復することを期待している。

 一方、これら需要の落ち込みは、鉱山を操業している企業よりも探鉱企業において劇的に起きている。ある地質サービス企業によると、これら需要が昨年10 月から30%減少しており、需要全体の1 / 5 を占めるジュニア企業での落ち込みが特に顕著である。

 なお、鉱業における輸送部門に関しては需要減の影響は免れ、売上高の20%が鉱業関係で占めるある運輸企業によると、最近2年間において鉱業における輸送部門の需要は安定している。

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