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ニュース・フラッシュ

2014年6月23日 メキシコ 縄田俊之

グアテマラ:加Tahoe Resources社、Escobal多金属鉱山に対する民事訴訟に反論

 2014 年6 月19 日付け業界紙等によると、加Tahoe Resources社(本社:バンクーバー)は、グアテマラに保有するEscobal多金属鉱山において発生した射殺事件に関し地域住民が起こした民事訴訟に対して、根拠が無く事実誤認である旨を表明した。

 この背景として、2013 年4 月に同鉱山近隣の地域住民7 人が抗議活動中に同社の警備員に射殺されたとして、同地域住民達が同社を相手取って民事訴訟を起こした経緯を有する。

 原告を支援するNGO法人カナダ国際司法センター(CCIJ)によると、事件当時射殺を命じた元警備員の一人は別の事件での容疑者でもある。また、本訴訟内容は、射殺事件は同鉱山への抗議活動を排除するための計画的なものであり、同社は本射殺事件に対し責任がある旨を強く訴えるものである。

 一方、同社によると、当該訴訟内容は根拠が無く事実誤認であるとした上で、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」にある誠実かつ倫理的なビジネス慣行と国際的な社会責任基準に則って企業活動を展開しており、暴力行為を排除し全警備員に対する人権尊重のための研修を課している。

 なお、同鉱山は本年1 月から商業生産に移行し、本年の銀生産量を622 tと見込んでいる。

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