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ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ レアメタル
2014年6月23日 モスクワ 木原栄治

ジンバブエ:ロシア・Vi Holdingグループ、Darwendaleプラチナ鉱床開発へ

 2014 年6 月5 日付け地元報道によると、Vi Holdingグループ、Rostec及び対外経済銀行(VEB)は、世界第2 位の規模を持つジンバブエのDarwendaleプラチナ鉱床開発のためのコンソーシアムを設立した。VEBが当該プロジェクト(ロシア側権益50%)の幹事金融機関となり、30億US$を調達する。見返りとしてジンバブエ政府はロシアに自国市場への広範なアクセスを約束している。

 Rostecのセルゲイ・チェメゾフCEOがプーチン大統領に宛てた4 月14 日付の書簡に、Vi Holding、Rostec及びVEBがDarwendale鉱床開発のコンソーシアムを設立したことが記されている。同鉱床開発ライセンスを保有するジンバブエのRuschrome Mining社の株式50%購入契約は2013 年5 月に締結されており(残り50%はジンバブエ政府の利益を代表する地元企業が所有)、2014 年4 月8 日にコンソーシアム設立手続きが完了した。ジンバブエにおいては本プロジェクト実施のためAfromet社が設立され、4 月9 日にはロシア・ジンバブエ政府間委員会共同議長会談においてプロジェクトについて議論された。

 今後は2014 年末までに主要鉱区の探査を終了し、国際基準に基づいた埋蔵量確認を行う。採鉱選鉱コンビナート第一期建設は2015 年に開始する(投資額5億US$、最長3 年を予定)。プロジェクト投資総額は約30億US$、回収期間は6 年である。Darwendale渓谷の白金族金属鉱床は世界第2 位の規模を誇る。プラチナの確認埋蔵量は19 t、他の金属(パラジウム、ロジウム、金、ニッケル、銅)を含む資源量はプラチナ換算で755 tであり、2055 年までの開発投資総額は28億US$とされる。N1鉱区のライセンスはRuschrome Mining社が2006 年から所有している。

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