閉じる

ニュース・フラッシュ

2014年6月25日 バンクーバー 山路法宏

加:連邦議会の天然資源常任委員会、国内レアアース産業に関する調査結果を発表

 2014 年6 月25 日、連邦議会下院の天然資源常任委員会(Standing Committee on Natural Resources)による調査レポート”The Rare Earth Elements Industry in Canada”が公表された。本調査は、カナダ国内におけるレアアース資源開発における可能性と課題について理解するために2013 年末より行われていた調査結果をまとめたもの。

 本レポートは、背景(レアアースに関する基礎情報)、世界市場(世界需給・中国の役割)、カナダのレアアース産業(資源ポテンシャル・探鉱動向・開発に関する主要課題)、カナダのレアアース産業振興の近年の取り組み(政府の取り組み・産業界の取り組み・連邦政府の役割)の4 パートで構成されている。本レポートでは、希少性、需要、最先端技術への影響度合いが高い鉱種として、ネオジム、ユーロピウム、テルビウム、ジスプロシウム、イットリウムの5 鉱種を挙げており、カナダにおけるレアアース鉱山開発に必要な資本支出総額は106百万~25億US$になると見積もっている。また、レアアースの研究開発に関して、米国では5 年間で約120百万C$、豪州では3 年間で約80百万C$が投資されているのに対して、3 年間で1百万C$というカナダの投資額はあまりにも少ないと指摘している。

ページトップへ