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ニュース・フラッシュ

2014年6月30日 メキシコ 縄田俊之

グアテマラ:鉱業活動に反対する抗議団体が国内主要高速道路を封鎖

 2014 年6 月23 日付け業界紙等によると、6 月23 日に鉱業活動に反対する抗議団体約1 万人がグアテマラ国内での鉱業活動の中止を求め、同国からメキシコ、ホンジュラス及びエルサルバドルへそれぞれ通じる主要高速道路を封鎖したと報告した。

 同国当局は主に金及び銀を中心に少なくとも240 箇所の露天掘鉱山に関するライセンスを認可したが、環境NGOや先住民コミュニティはこれら鉱山が周辺環境に対し深刻なダメージをもたらすとして抗議を行っている。なお、環境NGOや先住民コミュニティは、保健サービスの組合員に対する給与改善とともに、電力部門の国有化も訴えている。

 一方、抗議活動に参加するマヤコミュニティの理事会は、国が行う鉱業規制に関する政策の議論への参加を要求するとともに、鉱業当局が探査及び探鉱の認可を付与する前に周辺住民等と協議を行うよう要求した。

 なお、本年5 月に米Kappes Cassiday & Associates社(本社:ネバダ州)が同国に保有するTambor金プロジェクトにおいて、地元住民やNGO等によるデモ隊が抗議活動の一環として資機材搬入を阻止するための実力行使を行ったところ、警官隊と衝突し双方合わせて少なくとも26 人の負傷者が発生した。一方、2013 年夏にPérez Molina大統領は、国民の多くが鉱業に反対しているとする世論調査の結果を踏まえ、鉱業に関する国民的議論を実施するために2 年間は新規鉱業ライセンスの付与を行わないとしたモラトリアムを議会に対し要求した。

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