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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年6月30日 その他 山本万里奈

モンゴル税務当局、Oyu Tolgoi銅・金鉱山の監査報告で130百万$の不払いを指摘、Turquoise Hill社はモンゴル政府に対し異議申し立て

 2014 年6 月23 日付報道によると、モンゴル税務当局はOyu Tolgoi銅・金鉱山に関しRio Tintoが総額130百万$に上る税金、罰金及び税務上損金として計上されない費用が不払いの状態であるとの監査報告を行った。しかし、オペレーターのTurquoise Hill Resources(Oyu Tolgoi LLC権益66%保有)はモンゴル政府(同社権益34%保有)との合意に基づき要求されている全ての税および費用は支払済みで、投資協定および法律に則っているとしており、25 日にモンゴル政府を提訴した旨明らかにした。

 この税務当局の報告に対し、Turquoise Hill社は6 月23 日にプレスリリースを行い、CEO・Kay Priestly氏は「監査報告書の主張に対しては強く異議を唱えるものであり、本件の解決のためあらゆる選択肢を精査している。」とコメントした。続く25 日にはモンゴル政府に対し異議申し立てを行ったことを明らかにし、今後60 日間の交渉を行う見通し。この間に紛争が解決しなければ、国際仲裁に解決を委ねられることになる。

 同鉱山は、2013 年に露天採掘を開始しているが、坑内採掘の開発については延期されている。2014 年3 月には、Rio Tinto(Turquoise Hill社権益51.5%保有)は坑内開発開始に関する政府との協議は「建設的に」進んでおり、FSは6 月末までに完了するとしていたが、今回の提訴により遅延する見通し。Oyu Tolgoi 社CEO・Creig Kinnell氏によると、坑内採掘開発開始のために議論する内容は22項目に及ぶという。

 坑内採掘に係るプロジェクトファイナンスは3 度延長されており、2014 年9 月30日に期限を迎える。

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