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ニュース・フラッシュ

2014年7月4日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Norilsk Nickel社、製錬部門を再編へ

 2014 年6 月30 日付け地元報道によると、Norilsk Nickelのパーヴェル・フョードロフ副CEOが、「当社にとって効率向上とは、自社が保有する生産資産の潜在力を引き出し、事業の限界収益率向上により付加価値を創出することである。そのために、我々は第一級の自社生産拠点における価値創出の各ステップを分析し、主なボトル・ネックを突き止めており、いかなる投資でこれを解消し、事業ポテンシャルを引き出せるかを調べている。」と述べた。同氏によると、この戦略の要は製錬部門の再編であり、その中心となるプロジェクトはノリリスクのニッケル製錬所(1942 年建造)の早期閉鎖(2016 年)である。これは同工場の近代化が物理的に不可能であることに加え、環境上の理由もある。製錬所自体の閉鎖のためには、2016 年までに110億ルーブル以上かかる上、他の拠点への生産移転、製錬部門の構成変更に要する関連投資は700億ルーブルを超える見込みである。ニッケル工場の操業停止と閉鎖に伴い、能力喪失分を補填する他の生産施設の近代化を行うべく、Nadezhdaプラントへの多数の生産施設移転、コラ半島の精錬施設への投資が予定される。

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