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ニュース・フラッシュ

2014年7月11日 バンクーバー 山路法宏

加:連邦最高裁判所、オンタリオ州の先住民族の伝統地域における森林伐採に関する州政府の許認可権限を認める

 2014 年7 月11 日、連邦最高裁判所は、ON州政府による森林伐採の許認可権限の無効を求め、加ON州北西部に居住する先住民族Grassy Narrows First Nation(以下、GNFN)が起こしていた裁判において、GNFNの訴えを退け、州政府の許認可権限を認める判決を下した。GNFNは、自分たちの伝統的な土地で行われている森林伐採が狩猟や飲料水の水質などに悪影響を及ぼすことを懸念しており、連邦政府との間で締結した条約「Treaty 3」の範囲にある土地において、州政府の森林伐採の許認可権限は無効であると主張していた。

 それに先立ち、6 月30 日に、同じく連邦最高裁判所がBC州の先住民Tsilhqot’in First Nationに対して先住権原を認める歴史的判決を下しており、今回のGNFNが主張する対象地域にはGoldcorp社が操業する同国最大の金鉱山をはじめ、多くの鉱山が操業を行っている事から、本裁判の判決が注目されていた。

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