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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年7月18日 バンクーバー 山路法宏

米:環境保護庁、Pebble銅・金プロジェクトがもたらす影響からBristol Bayの漁業を保護するための提案をリリース

 2014 年7 月18 日、米国連邦環境保護庁(US Environmental Protection Agency:EPA)は、加Northern Dynasty Minerals Ltd.(以下、Northern Dynasty社)が米AK州で開発を予定しているPebble銅・金プロジェクトについて、世界最大級の露天掘り銅鉱山は世界で最も豊かなサケの漁場の1 つであるBristol Bayに対する脅威になるとして、その負の影響からサケ漁場を保護するための提案をリリースした。

 EPAは、科学的根拠に基づき、(1)サケが生息する小川を5 マイル以上消失させる、もしくはその支流を19 マイル以上消失させる、(2)それらにつながる湿地、湖、池を1,100エーカー以上消失させる、等の条件に該当する場合、同鉱山からのズリ等の排出を全て制限することを提案し、2014 年9 月19 日までパブリックコメントを募集している。

 これに対し、Northern Dynasty社は、従来からの主張のとおり、EPAが許認可の申請前にもかかわらず、水質浄化法第404 条に基づき拒否権を発動するべく行動していることは前代未聞であり受け入れられないとしている。さらに、その提案内容自体が見当違いで正確な科学的根拠に基づいていないと指摘している。また、EPAに申請前の拒否権発動の権限がないことを明らかにする超党派による法案が連邦議会で審議中であることに触れ、今回のEPAによる提案を強く非難している。

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