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ニュース・フラッシュ

2014年7月21日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:最近18 か月間で600 の鉱業コンセッションが自発的に取消

 2014 年7 月15 日付け業界紙等によると、経済省鉱業局は、鉱業活動の停滞や鉱区税等の支払困難等の理由により、最近18 か月間で600 の鉱業コンセッションが自発的に取消を行った旨を明らかにした。

 同省Mario Cantú 鉱業局長によると、殆どの鉱業企業は昨年から本年にかけて所有する鉱区の取捨選択を行い、単に探査のみを実施するコンセッションは廃止し唯一収益性の高いコンセッションを維持するよう努めている。また、これら鉱業企業は、探査を実施し鉱床を捕捉できない場合や、仮に鉱床の存在を捕捉したとしても鉱物の抽出が困難であるために収益性が低いと考えられる場合には、積極的に当該鉱区を破棄する又は縮小する動きを見せている。

 一方、経済省鉱業局によると、鉱業企業の自発的な鉱業コンセッションの取消により当該鉱区の開発放置を回避するため、本年8 月に官報にこれら鉱区を掲載し鉱業コンセッションの抽選を実施する予定である。また、鉱業企業により自発的に取り消された鉱業コンセッションと、鉱業関係法令への不適合等により鉱業当局が強制的に取り消した鉱業コンセッションに係る鉱区は1,000 以上に達しており、これら鉱業コンセッションは今後抽選にかけられる予定である。

 なお、鉱業関係法令への不適合や鉱区税等の未納等を含む鉱業コンセッションの取消は、2010 年の758 件から2013 年末時点で5,000 件以上へと大幅に増加している。

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