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ニュース・フラッシュ

2014年7月28日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:国内大手鉱業企業、2014 年Q2 は純利益が好転

 2014 年7 月21 日付け業界紙等によると、Grupo Financiero Monex社のアナリストFernando Bolaños氏は、メキシコ証券取引所に上場しているGrupo México社、Peñoles社、Minera Frisco社及びMinera Autlán社の国内大手鉱業企業4 社に関して本年Q2 は前年同期と比べ収益が改善し、各社とも高いEBITDAが報告される見通しである旨を明らかにした。

 なお、同氏による本年Q2 における各社の決算見通しは、以下のとおり。

○ Grupo México社

本年Q2 のEBITDAは前年同期と比べ1.2%増の912百万ペソ、売上高は3.8%増の23.2億ペソが見込まれる。なお、鉱業部門に特化すると、銅市況が4.9%下落するものの銅生産量が8.2%増加したほか、モリブデン生産量が2.6%減少するものの、亜鉛生産量が26.0%と大幅増加した結果、本年Q2 のEBITDAは前年同期と比べ3.0%増、売上高は2.7%増となることが見込まれる。

○ Peñoles社

本年Q2 の売上高は前年同期と比べ10.4%減少するものの、EBITDAは2.7%増が見込まれる。主な要因としては、貴金属市況が下落し金生産量が減少した一方、銀生産量が増加したことによる。なお、子会社のFresnillo社(実際にはFresnillo社の子会社であるMinera Penmont社)がSonora州に保有する金鉱山における火薬使用許可の一時停止による操業停止の影響により、本年Q2 の金生産量は前年同期と比べ8.2%減の3.4 t、銀生産量は前年同期並の339 tと見込まれる。

○ Minera Frisco社

本年Q2 のEBITDAは前年同期と比べ55%増の12.5億ペソ、売上高は前年同期と比べ32.9%増の29億ペソが見込まれる。なお、Zacatecas州に保有するEl Coronel金・銀鉱山における労働組合の不法占拠による操業停止が解除されたことにより、金及び銀生産量がそれぞれ46.8%、43.7%増加する見通しである。

○ Minera Autlán社

本年Q2 のEBITDAは前年同期と比べ91%増の162百万ペソ、売上高は前年同期と比べ32%増の11.5億ペソが見込まれる。主な要因としては、マンガン市況の高騰と販売量の増加による。

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