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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル レアメタル ニッケル
2014年7月28日 モスクワ 木原栄治

ロシア:コラ採鉱冶金会社、電気ニッケル生産拡大へ

 2014 年7 月21 日付け地元報道によると、コラ採鉱冶金会社(Norilsk Nickel子会社)では、ニッケル電解プラントの変電所PP-70の第5 直流ユニットが商業運転を開始し、電気ニッケル12万tへの生産拡大に向けた電力面の整備が完了した。カソード金属生産は電力消費が大きいため、発電能力の強化なくして生産拡大は不可能であった。

 このため、PP-70には新規直流ユニット5 基が順次設置され、その性能は旧ユニット5 基(1982 年から生産工程に利用され老朽化)を上回っている。新規ユニットは最新型のサイリスタ整流器(35 kA、520 V)で、24 パルス整流回路の利用により、整流電圧の低リップルが保たれ、配電網の電力の品質は国家標準規格(GOST)に適合している。整流器を制御するマイクロプロセッサシステムが出力パラメータを高精度に保ち、最大のエコモードで稼働できる。ユニットの単価は約8,000万ルーブルである。ニッケル電解プラントの発電能力拡大と直流ユニット全5 基の稼働開始は、Norilsk Nickel発展戦略における最重要プロジェクトの一つである「管状炉のニッケル粉塩化溶液からのニッケル電解採取プロジェクト」実現の必須条件でもある。

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