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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル タングステン
2014年7月31日 北京 森永正裕

中国:2014 年上半期のタングステン輸出量は前年同期比8.5%増

 中国税関統計によると、2014 年6 月の中国のタングステン輸出量は対前月比7.18%減の1,720 t(混合物は含まない)、月間輸出量は依然として前年同期を上回っている。1 ~6 月期のタングステン輸出量は前年同期比8.5%増の9,633 t。全体の状況から見ると、海外需要の伸びにより、2014 年上半期の輸出量は小幅に増加した。輸入量も減少しており、国内の供給過剰問題もある程度緩和し、2014 年上半期の純輸出量は対前年同期比28.08%増の7,768 tとなった。

 2014 年下半期の輸出量も依然として増加する見込みで、2014 年のタングステン輸出量は対前年比9%増の19,800 tに達する予想。

 主要タングステン製品の輸出も増加し続けており、中でもブルー酸化タングステン(BTO)およびAMT(メタタングステン酸アンモニウム)の輸出の伸びが比較的速い。1 ~6 月でイエロー酸化タングステン(YBO)輸出量は1,442 t(対前年同期比8.14%増)、ブルー酸化タングステンの輸出量は1,510 t(同 21.57%増)、APTの輸出量は1,097 t(同 7.75%増)、AMTの輸出量は645t(対前年同期比20.42%増)、 タングステン粉末の輸出量は285 t(対前年同期比11.21%増)、フェロタングステンの輸出量は231 t(対前年同期比12.14%増)であった。

 ベトナム情勢が安定していないため、中国企業のフェロタングステン生産が落ち込んでいる。しかし、欧米企業による中国からのフェロタングステン輸出は伸びている。

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