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ニュース・フラッシュ

2014年8月4日 モスクワ 木原栄治

カザフスタン:Kazakhmys社、一部資産の株主への譲渡・名称変更を予定

 2014 年7 月25 日付け地元報道等によると、カザフスタンの鉱業企業Kazakhmys Plc(Kazakhmys社)は、会社再編の一環として、3 つの生産サイトと2億4,000万US$の流動資産を、Cuprum Holdiing社(ウラジーミル・キム氏、エドゥアルド・オガイ氏所有)に譲渡することで合意した。なお、契約には規制当局と株主の同意が必要であり、会社再編は2014 年末までに完了する予定である。

 譲渡されるのはKazakhmys Corporation LLCの所有資産で、同社は非上場会社として自社事業を継続する。同社の資産は、12 の鉱山、4 つの選鉱プラント、2 つの銅製錬プラント、2 つの露天掘炭鉱、3 つの補助発電所である。2013 年12 月31 日現在の総従業員数は4万3,000 人である。

 上場会社Kazakhmys Plcの資産として残るのは、東カザフスタン州にある4 つの操業中の鉱山と3 つの選鉱プラント、3 つの建設中プロジェクト(Bozshakol、Aktogay、Koksay)、キルギスのBozymchak鉱山である。2013 年12 月31 日現在のこれら資産の総従業員数は1 万人である。

 株主と規制当局の同意が得られた場合、上場会社はKAZ Minerals Plcに名称変更し、Kazakhmysの名称は非上場会社が継承する。再編後、両社は独自の事業を行うが、採掘、一次加工、銅製錬といった重要な生産・販売その他プロセスを確保するため、双方の国内資産間で長期協定や経過期間のサービス協定が多数締結される予定である。ウラジーミル・キム氏が両社の主要株主となり、上場会社における自身の持分(26%)は変更しない。

 Kazakhmysグループは上記の資産譲渡に加え、現評価額約2億4,000万US$(現金1億5,000万US$含む)の流動資産もCuprum Holding社に譲渡する。

 現在、Kazakhmys社は銅、亜鉛、金、銀、電力の生産を行っている。銅生産ではカザフスタン最大手であり、16 の操業中の鉱山、10 の選鉱プラント、2 つの銅製錬プラントを運営している。また銀生産でも世界トップ10 に入っている。主要株主はウラジーミル・キム氏、オレグ・ノヴァチューク氏及びカザフスタン政府で、ロンドン証券取引所に上場している。

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