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ニュース・フラッシュ

2014年8月11日 北京 森永正裕

中国:中国政府、大型レアアース企業集団の設立促進を加速化

 安泰科によれば、2014 年8 月8 日、第6 回「中国包頭・レアアース産業(国際)フォーラム」が開催され、政府による大規模レアアース企業集団設立の促進により、長期間レアアース業界に存在した“小・散・乱”(=小規模・分散・無秩序)という状況を改善してゆくことが確認された。

 ここ数年、中国レアアース産業は、市場化の原則に従い、整理統合は確実に進展している。工業情報化部原材料工業司の関係者の話によると、現在、中国レアアース業界は、中国アルミ、五鉱集団、包鋼集団、厦門タングステン業など、主要6社を基盤とする大型集団化の基盤が整い、整理統合が進められている。そのうち、工業情報化部は、今年7月までに包鋼集団、中国アルミ、厦門タングステン業の3社に対して大規模レアアース企業集団の設立実施案を認可、下半期のレアアース指令性生産計画など関連政策面による支援を行うとしている。

 会議報告によると、中国政府による大型レアアース企業集団の設立促進は、2014年中には他3 社の企業集団設立実施作業を終え、国内のレアアース鉱山および製錬分離企業を全面的に統合、再編する。大規模レアアース集団を新たに創設することが重要であり、強引に合併や連合をしてはならず、名ばかりの“シェル・カンパニー”を作ってはならない。実質的な統合を求め、資本を絆として、現代企業システムを持つ大規模レアアース企業集団を設立する。

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