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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年8月18日 メキシコ 縄田俊之

ニカラグア:ニカラグア鉱業会議所、金生産量20~30%増加を期待

 2014 年8 月13 日付け業界紙等によると、ニカラグア鉱業会議所(CAMINIC)が同国鉱業の発展を推進するため同国にて初めての国際鉱業大会を今週開催した旨を報じた。

 CAMINIC副会頭のDenis Lanzas氏によると、CAMINICは、投資家に対し信用を付与する全ての法的枠組みにおいて、過去7 年間における投資、技術、生産、輸出価値及び全ての地域コミュニティに対する社会貢献の実績に関する情報を提供する。本大会開催の主旨は、ニカラグアの経済と社会の発展に貢献する鉱業への更なる投資誘致と開発の継続を実現するためである。同国には、投資家に対し鉱業発展に向けたビジョンを示すことができるエネルギー・鉱山省が存在しており、近代的な法的枠組みを有している。現在、同国では3 つの鉱山が操業中であるほか、3 つのプロジェクトがFSの段階にあり、まもなく操業を開始する予定である。また、ニカラグア中央銀行によると2013 年における鉱業に対する外国直接投資額は98.4百万US$で前年の124百万US$から減少しており、本年は60百万US$が見込まれているが、これは開発に対する投資が既に進められてきた証拠である。なお、今後の外国直接投資額の見通しとしては、現在FS段階にある2 件のプロジェクトが開発へ移行すると、それぞれに対するプロジェクト投資額は150百万US$、170~180百万US$が見込まれている。一方、金生産量に関しては、2009 年の2,737 ㎏から2013年には9,626㎏へと252%も増加し、輸出額も2009 年の81.2百万US$から2013年には422百万US$へと18.4%も増加した。本年の金生産量見通しとしては、金市況低迷にもかかわらず6%程度の増加が見込まれている。今後開発中のプロジェクトが操業開始すれば、金生産量は20~30%増加することが期待できる。現在、同国には、英Condor Gold社(本社:ロンドン)が保有するLa India金プロジェクトと、加Golden Reign Resources社(本社:バンクーバー)が保有するSan Albino金プロジェクトが開発段階であり、今後2 年間で更なる投資により操業開始に至ることを期待する。

 なお、CAMINICは、同国鉱業発展の推進を目的として、鉱業政策と戦略の実現、鉱業における官民コーディネートの改善を図るため、1995 年に設立された機関である。

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