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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2014年8月21日 サンティアゴ 山本邦仁

ブラジル:MMX社、Serra Azul鉄鉱石鉱山の操業を一時休止

 メディア報道によると、MMX社が8 月20 日付けで発表したSerra Azul鉄鉱石鉱山の操業現場従業員を対象に含む30 日間の一時帰休を、市場は時間稼ぎと受け止めている。

 一時帰休は、同社による様々な状況分析の結果であり、企業更生法適用も視野にあるが、9 月からのSerra Azul鉱山の操業一時休止には、鉄鉱石価格の下落のほか、操業上の環境規制が背景にある。

 2014 年2 月、SEMAD(Secretaria Estadual de Meio Ambiente e Desenvolvimento Sustentavel de Minas Gerais: ミナスジェライス州環境及び持続的開発局)はSerra Azul鉱山のTico-Tico鉱区での採掘を停止処分した。その理由は環境的に重要な洞窟が付近にあるためとされる。5 月にSEMADが現場視察した際には鉱石処理施設も操業停止処分を受けたほか、洞窟近辺の道路の使用も禁止された。この処分に伴い、環境規制法に則った罰金も適用されている。

 SEMADによると、問題解決の為に会社側が示している技術提案を同局が分析した上で、ミナスジェライス州環境審議会が承認するまでは禁止措置が継続されるとのことである。

 MMX社の2014 年第1四半期鉄鉱石生産量は、前年同期比10%減の1.39百万tであった。生産はミナスジェライス州に位置するSudesteシステムからであり、Corumbaシステムからの生産は7 月以降、休止されている。MMX社が発表した経営再建計画には、財務改善計画、一部資産の売却や貸与(同社が持つSudeste及びItaguai港の利権(35%を保有)も含め)の見直しが含まれている。

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