閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年8月25日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:環境当局、Grupo México社の銅浸出液流出事故に対し刑事責任を追及

2014 年8 月18、20、21 日付け業界紙等によると、国家水委員会(CONAGUA)は、Grupo México社の子会社Southern Copper社がSonora州で操業しているBuenavista銅鉱山において、8 月7 日に発生した銅浸出液流出事故により汚染された近隣のSonora川に関し水質検査を行ったところ、95%の範囲で基準値を下回るものの、依然として5%の範囲で基準値を上回っているため、周辺住民に対する飲料水供給停止を継続することを伝えるとともに、環境保護連邦検察庁(PROFEPA)は、Grupo México社に対し刑事責任を追求する考えを示した。 CONAGUAによると、本事故の責任として同社に対し1.2百万ペソ(約92千US$)の罰金と、今後5 年間にわたり15 日毎に同河川の水質を監視する義務が科せられる見通しである。 また、PROFEPAによると、同社の本事故に対する責任を追求すべく司法長官に対し関係調書を提出した。また、環境関連の法律に照らし合わせ、同法における罰金の上限となる40百万ペソ(約3.05百万US$)を求める意向である。 一方、Juan José Guerra環境天然資源大臣は、本事故が発生する以前に当該地域では集中豪雨は発生しておらず、同社が集中豪雨により本事故が引き起こされたとする報告は完全に虚偽である旨を明らかにした。また、当局関係者によると、本事故は銅浸出液貯留池の施行不良により発生した。 なお、メキシコ議会では、同鉱山の採掘権停止について話し合いが行われている。

ページトップへ