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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年8月25日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:メキシコ銀生産量上位5 社、2014 年Q2における銀生産量増加

 2014 年8 月19 日付け業界紙等によると、メキシコ銀生産量上位5 社の2014 年Q2における銀生産量の合計が前年同期の814.9tと比べ9.8%増の895.7 tであった。

 また、上位5 社の2014 年上半期における銀生産量の合計は前年同期と比べ13%増の1,760.4tであった。

 なお、上位5 社の2014 年Q2における銀生産実績と今後の見通しについては、以下のとおり。

○ Peñoles社
前年同期の416.7 tとほぼ同じ413.6 tであった。主な要因としては、Fresnillo鉱山における粗鉱品位低下による生産量減少を、Saucito鉱山における生産量増加が補ったことによる。今後の見通しとしては、同社は2014 年の生産計画を公表していないが、同社の貴金属部門の子会社であるFresnillo 社が前年と比べ僅かではあるが増加となる1,337 tを見込むとともに、本年第4四半期にSaucitoⅡ金・銀プロジェクトが操業開始することにより、生産量の増加が見込まれる。

○ 加Goldcorp社(本社:バンクーバー)
前年同期の161.4 tから大幅増の218.0 tであった。主な要因としては、Peñasquito鉱山における最大の課題であった水供給不足の改善による。今後の見通しとしては、同鉱山における粗鉱品位の維持が鍵を握るが、現在の粗鉱処理量115千t/日が引き続き維持される見通しであるため、本年下半期は生産量の増加が見込まれる。

○ 加Pan American Silver社(本社:バンクーバー)
前年同期の99.5tから微増の102.9 tであった。主な要因としては、Alamo Dorado鉱山における生産量減少をLa Colorada鉱山及びDolores鉱山における生産量増加が補ったことによる。今後の見通しとしては、Alamo Dorado鉱山における粗鉱品位低下が影響するものの、La Colorada鉱山における粗鉱品位改善とDolores鉱山における拡張工事の進展による生産量拡大が見込まれる。

○ 加First Majestic Silver社(本社:バンクーバー)
前年同期の86.1 tから増加し96.4 tであった。主な要因としては、La Guitarra鉱山における生産量減少をDel Toro鉱山及びSan Martín鉱山における生産量増加が補ったことによる。今後の見通しとしては、鉱山拡張、生産性強化等により年間生産量は大幅増となる395.0~413.6 tを見込む。

○ Minera Frisco社
前年同期の51.3 tから大幅増の64.0 tであった。主な要因としては、拡張開発工事が完了したConcheño金・銀鉱山が期間中に13.1 tを生産したことによる。今後の見通しとしては、同社は2014 年の生産計画を公表していないが、Concheño金・銀鉱山の生産体制が確実なものとなれば現在の生産量維持が見込まれる。

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