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ニュース・フラッシュ

2014年8月25日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:メキシコ鉱業企業、エネルギー改革により電力コスト40%削減を期待

 2014 年8 月19 日付け業界紙等によると、メキシコ鉱業企業は、昨年12 月にメキシコ議会で承認されたエネルギー改革により、電力コストが40%削減できることを期待する旨を明らかにした。

 本エネルギー改革により民間企業の発電事業への参入が容易になるため、鉱業企業は自らが消費する電力とともに第三者へ電力を売却するための発電が可能となり、現在メキシコ電力公社(CFE)から購入している電気料金が20~40%削減が見込まれる。なお、メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)によると、昨年鉱業企業は電力消費量の45%をCFEから購入しており、その購入額は合計237億ペソ(18.2億US$)に達した。

 メキシコにおける鉱山会社や冶金会社はエネルギー部門(発電部門)への参入を計画しており、例として、マンガン及び鉄を生産するMinera Autlán社は本年5 月に自家消費とともに第三者への売却を目的とした発電事業への参入を検討している旨を明らかにしたほか、Grupo México社も電力事業への参入により電力の自給自足を図り、現在CFEに支払っている電気料金を最大40%削減することを目指す旨を明らかにした。

 なお、本年8 月にEnrique Peña Nieto大統領は、エネルギー分野の発展とエネルギー価格の削減を目的としたエネルギー改革2次法案に署名した。

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