閉じる

ニュース・フラッシュ

2014年8月26日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:COCHILCO、2018年までの鉱業投資額は300億US$と分析

 メディア報道によると、COCHILCO(チリ銅委員会)は、2014年8月25日付で発表した報告書で、2018年までに実施される鉱業投資額は総額約300億US$と分析している。2013年に予想した439億US$を約32%下方修正した。

 同日開催された報告書発表式においてSergio Hernandez副総裁は、「若干数のプロジェクトに遅延が生じている。しかし、これはチリだけで起きている出来事ではない。国への信頼問題ではなく、環境認可の取得や環境配慮要件順守のための措置に時間を要しているためである。また、エネルギーコスト問題も投資に強く影響している」と述べた。

 報告書では2014~2023年に実施される鉱業投資額は総額1,050億US$と予想しており、2013年に予想した1,130億US$を7.5%下回るものとなっている。なお2013年中に実行された投資額は150億US$とされる。

 投資額の鉱種別シェアは、銅:76.9%(2013年分析では77.0%)、金および銀:16.6%(同19.4%)、鉄および非金属等:6.5%(同3.6%)となっている。また、プロジェクトの実施可能性別(※)構成は、Base:23.4%(2013年分析では33.7%)、Probable:6.3%(同10.2%)、Possible:25.8%(同51.6%)、Potential:49.3%(同17.0%)である。これら鉱業投資プロジェクトが計画通りに進展し生産に至る場合、年産銅量は2015年に6百万tを超え、2025年には8.5百万tに達する。

 ※ 実施可能性の分類基準 Base:建設中、Probable:FS段階(環境認可取得済み)、Prossible:FS段階(環境認可取得予定)、Potential:FS延期あるいはプレFS段階

ページトップへ