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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年8月26日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:Bachelet大統領、CODELCOへの40億US$資金供給法案に署名

 メディア報道によると、2014年8月25日、Bachelet大統領は、CODELCOに対して2014~2018年に40億US$を供給する法案に署名した。CODELCO本社で開催された署名式においてBachelet大統領は、「本法案はCODELCOの将来投資計画の不確実性に終止符を打つものであり、かつてない最大規模の資金供給を受けるCODELCOが国家の発展に於いて重要な枠割を果たすことを意味するものである」と語った。来週から法案の国会審議が進む予定である。

 40億US$のうち30億US$は国債発行により調達され、残り10億US$は政府から還流されるCODELCOの剰余金が充当される。すでに7月に供与された2億US$はこの10億US$に含まれている。

 Williams鉱業大臣の発言によれば、政府は、法案成立後2014年末までに新たにCODELCOへ資金供給する余地はあると考えており、その額はCODELCOの事業計画の進捗状況によって決まる模様。情報筋は、投資計画を実行するには数カ月しか残っていないことから、おそらく、その額は2億US$~3億US$と予想されると伝えている。

 Arenas財務大臣は、「政府による資金供給で、CODELCOは、2015年度に45億US$の投資が実施できるだろう。これは、チリ経済の再生に寄与するであろうし、チリ経済全体に対する正の外部性が生じるであろう」との見解を述べた。CODELCOに対する歴史上最高額の資金供給は、現政権による経済減速対応策の一環と見なすことが可能である。

 CODELCOは、5件の旗艦プロジェクト((Chuquicamata鉱山坑内採掘移行、El Teniente鉱山新規レベル開発、Ministro Hales鉱山建設、Radmiro Tomic鉱山硫化鉱プロジェクト、およびAndina鉱山拡張)へ約230億US$の投資を実施中である。CODELCO銅組合連合(FTC)は、CODELCOのこれからの50年を支える野心的で先例のない投資計画への明確なサポートであるとして、政府の決定を歓迎している。

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