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ニュース・フラッシュ

2014年8月28日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:農業の水消費量は大手鉱山会社の生産での水消費量の13倍

 メディア報道によると、鉱業審議会(Consejo Minero、大規模鉱山企業で構成する団体)は、COCHILCO(チリ銅委員会)、DGA(Dirección General de Aguas、公共事業省水利総局)、および環境省が発表した情報をもとに、2013年の第I州~第VI州の業種別水消費量についてまとめ、ホームページに掲載した。

 データによると、農業の水消費量は183.3㎥/秒、鉱業の水消費量は13.9㎥/秒(内、海水1.2㎥/秒)であり、農業の水消費量は、鉱業の約13倍となった。水消費量を州別に見ると、第II州では、鉱業の水消費量(4.9㎥/秒)は、農業の水消費量(0.4㎥/秒)より多い。これに対し、第VI州では、鉱業の水消費量(1.5㎥/秒)は、農業の水消費量(64.4/秒)より少ない。

 鉱業(鉱山)の水消費量を占める割合は、選鉱:74%、湿式精錬:11%、その他(労働者宿舎、事務所施設等):15%である。大手鉱山会社は、生産工程で使用する水のリサイクル利用に取り組んでおり、COCHILCOのデータによれば、鉱山の生産で使用された水の73%がリサイクルされた。

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