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ニュース・フラッシュ

2014年8月29日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:Bachelet大統領、鉱業プロジェクトの承認手続き円滑化にむけた見直しを明言

 メディア報道によると、Bachelet大統領は、2014年8月28日に開催されたチリの鉱業企業団体SONAMI(中小鉱業事業者団体)主催の年次晩餐会で演説し、鉱業プロジェクトの承認手続き円滑化にむけた見直しを明言した。

 Bachelet大統領は、演説の中で「全鉱業プロジェクトの詳細状況について把握し、遅延の原因について調査分析を進める。行政手続き上の問題があれば、これを速やかに修正していく用意がある」と語った。また、「SERNAGEOMIN(チリ地質鉱山局)およびENAMI(チリ鉱業公社)に対してプロジェクト承認基準の標準化整備を指示したところである」と説明した。

 また、Bachelet大統領は、「外資法(DL600)がなくとも、チリは外国からの有力な投資先でありつづけるだろう」と発言し、税制改革法案に含まれているDL600の廃止について理解を求めた。

 主催者であるSONAMIのAlberto Salas会長は、「政府は、教育改革の財源確保のために税制改革を推し進めようとしている。しかし、DL600が廃止されたら、鉱業や他の産業へ外国投資が遠のき、結果として、教育改革にために必要な収入が政府にもたらされないだろう」と述べた。一方で、「DL600が廃止される場合、DL600に代わる外国投資保護・奨励策が導入されることを信じている。鉱業の発展を受けて他の産業も発展する」と発言し、鉱業の重要性を力説した。

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