閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル コバルト
2014年8月29日 ロンドン 竹下聡美

DRコンゴ:エボラ出血熱の感染拡大、コバルト鉱石輸送に影響

 2014年8月28日のメディア報道によると、エボラ出血熱の感染がDRコンゴでも確認されたことにより、同国からの輸送トラックがボツワナの国境において8月25日から入国が禁止され、南ア向けの輸送トラック80台以上がボツワナ国境のザンビアKazungula地域で待機している状況にあると報じられた。他の地域の国境通過に際しては運転手のヘルスチェック実施や運転手の交代といったことがなされ、ザンビアKazungula地域と同様のケースは未だ報告されていない。ザンビアについてはDRコンゴからの入国は未だ禁止していないとされるが、ザンビア政府はDRコンゴからの感染拡大の懸念を示しており、今後もDRコンゴ国内で感染が続いた場合、周辺国の入国制限によりDRコンゴからの鉱石輸送が滞り、コバルト市場に重大な影響を引き起こす可能性がある。DRコンゴは世界のコバルト地金生産の60%を供給する世界最大のコバルト鉱石供給国で、その多くはザンビアを経てボツワナ又はジンバブエを通り、南アDurban港まで輸送されている。なお、DRコンゴでのエボラ出血熱の感染は北部Equateur地域で報告されており、南部Katanga州等の鉱山地域での感染事例は確認されていない。

ページトップへ