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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年9月1日 メキシコ 縄田俊之

ニカラグア:ニカラグア鉱業会議所、金及び銀生産の更なる成長に注目

 2014年8月26日付け業界紙等によると、ニカラグア鉱業会議所(CAMINIC)Denis Lanzas副会頭は、ニカラグアは安定した法的枠組みが整備されていることにより、ニカラグア鉱業に対する外国投資が増加して旨を明らかにした。

 同会頭によると、2013年における金生産量は2007年の2.8tから3倍以上となる9.6tへと急成長を遂げ、金輸出額は2007年の61.4百万US$から2013年は431.6百万US$へ、銀輸出額は63百万US$から110百万US$へと増加し、これらは今日における同国輸出額の18%を占め、全産業の中でトップの輸出額となったほか、この間に約420百万US$もの技術向上及び設備改善のための投資も実施された。本年における金生産量は前年に比べ3~4%程度増加が見込まれるほか、現在FS中である英Condor Gold社(本社:ロンドン)が保有するLa India金プロジェクト、並びに、加Golden Reign Resources社(本社:バンクーバー)が保有するSan Albino金プロジェクト及びMurra金プロジェクトが今後3年間で操業開始の予定であるため、将来15~18%程度の生産及び輸出増が見込まれる。また、現在操業中の鉱山が生産能力の限界に達しているため、生産拡大のための投資が行われており、今後の生産拡大が期待できる。現在ニカラグアには操業中の鉱山が3件、FS中のプロジェクトが2件存在するだけであるが、近い将来企業による投資が行われ開発が予定されている鉱業コンセッションもある。政府としても、企業に対する保証を提供を可能とする法的枠組みを用意しており、法制面からも投資家に対する支援を実施している。一方、ニカラグアにおける大きな問題点としては、鉱山労働者の賃金の高騰であり、ニカラグアの平均賃金の2倍となっていることと、グアテマラ、エルサルバドルや他国と同様に反鉱業NGO団体の存在である。しかしながら、政府としてはこれら問題を排除すべく、地域コミュニティとの永続的対話を実施している。

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