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ニュース・フラッシュ

2014年9月1日 モスクワ 木原栄治

ロシア:制裁がヤクーチアのウラン開発プロジェクトに影響を与える可能性あり

 2014年8月25日付け地元報道等によると、ロシアへの豪州産ウラン売却を禁止する制裁措置はヤクーチアのElkon金・ウラン鉱床プロジェクトに影響する可能性があると指摘されている。

 ロシアはウランの確認埋蔵量で世界第3位を占めているが、国内消費量は国内生産量を上回っており、今後の原子力発電の増大に伴い、ロシアのウラン年間需要は1万7,000~2万t(2013年のウラン生産量は約8,200t)から2020年には3万6,000tに拡大すると専門家は予想している。

 国営企業Rosatom社は、制裁はロシアのウラン確保に影響を与えることはない見ているが、ロシア国立地質調査大学のゲオルギー・ペリペンコ教授は、南ヤクーチアElkon鉱床の開発は必要であると述べている。Elkon鉱床はロシア最大級の鉱床であり、開発に向け、2007年にAtomredmetzoloto傘下のElkon採鉱冶金コンビナートが設立されたが、ウラン価格の下落に伴いプロジェクトが停止している。

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