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ニュース・フラッシュ

2014年9月1日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Rusgeology社を地質調査発展のための特別機関とすることを検討中

 2014年8月21日付け地元報道等によると、ロシア政府付属専門家評議会は、Rusgeology社の長期発展プログラム及び重要業績評価指標(KPI)の検討結果をとりまとめ、その中で、地質調査・鉱物資源量調査の発展のための特別機関の地位を同社に付与するよう提案している。

 Rusgeology社の現行戦略は市場経済型ビジネスを志向しているが、政府決定や法律改正に左右されることが多い。同社が市場で活動し、鉱物資源量調査に果たす役割が他の市場参加者と変わらないようなビジネスモデルの場合、国家レベルの地下資源地質調査の発展に関してKPIを設定することは不可能である。また、国によっては、地域レベルの地下資源地質調査と、初期段階の鉱物資源量調査は政府の仕事となっており、民間セクターにとってこの種の事業は魅力がないことが多い。以上の事より、Rusgeology社の更なる発展に向け、地質調査・鉱物資源量調査の発展を目指し、国益のために活動する特別機関の役割を同社が担うようなビジネスモデルを検討することが提案されている。このビジネスモデルの実現には、現行法の改正と同社の現行戦略、投資計画、長期発展プログラム及びKPIの見直しが必要となる。政府出資の大手企業及び一連の連邦国営単一企業における長期発展プログラムは、大統領年次教書に盛り込まれた課題に基づいて策定されている。

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