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ニュース・フラッシュ

2014年9月9日 北京 森永正裕

中国:五鉱希土、広州建豊希土の75%権益を買収予定

 安泰科によれば、五鉱集団は広州建豊希土を五鉱希土の傘下に組み入れることで、同業者同士の競争を避けるという誓約を果たした。五鉱希土が2014年9月6日に発表した公告によれば、現金方式で第1株主である五鉱希土集団有限公司が保有する広州建豊五鉱希土有限公司の75%の権益を買収する予定。買収金額は約3.86億元。

 広州建豊五鉱希土有限公司は主に中・重希土鉱石及び希土類濃縮物の精錬分離、委託加工及び希土類酸化物の生産・販売事業を展開している。同社の2013年の売上額は28,835.08万元である。

 2012年、五鉱希土(元山西関アルミ)が重要資産に対する再編を行った際に、五鉱集団傘下の他企業を再編した後の五鉱希土と同様または類似する事業を行う企業がある場合、重要資産に対する再編事業を完了した後3~5年以内に、権益の統合買収、資産再編、事業の再編及び支配権放棄等の方式を通じて解決するとしていた。同業者同士の競争を避けるためである。広州建豊は希土類分離製錬事業を展開する企業で、五鉱希土と水平的な競争関係の立場にあった。

 五鉱希土の話によると、五鉱集団が国内レアアース業界の中でもっとも影響力のあるトップ企業である広州建豊の持株権益を五鉱希土に導入することで、五鉱希土の中・重希土類業界での先頭的位置をより強化し、業界の集積度を高めることができる。また、五鉱希土の利益獲得能力をより強め、持続的発展能力を強化、向上させることにメリットがある。

 メディアの話によると、五鉱希土は、広州建豊を買収することによって、更に多くの生産総量規制計画を提供し、生産規模の拡大に繋がる。買収事業が年内に完成すれば、同社2014年の業績アップにメリットがある。

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