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ニュース・フラッシュ

2014年9月15日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:メキシコ鉱業、2014年は困難に直面

 2014年9月8日付け業界紙等によると、Peñoles社Fernando Alanís Ortega社長は、本年のメキシコ鉱業は貴金属市況が対前年比15~20%程度の下落・低迷等幾つかの要因により困難な状況に直面する旨を明らかにした。

 同社長によると、貴金属市況の下落・低迷は投機によるものであり、世界経済の今後の行方次第で変動する。また、困難な状況を引き起こす要因の一つとして、本年1月に施行された鉱業特別税及び貴金属鉱業特別税があるが、現時点においてこれら特別税に関する施行規則が施行されていないため、実質的な影響は判断できないが、最終的に鉱業企業に課せられる鉱業関係全体の税率としては、これら特別税の導入の影響により従前と比べ8%以上増税となる見込み。一方、銅、鉛、亜鉛等ベースメタルに関しては、昨年の状況にまでは及ばないが、僅かながらでも良い兆しが見え始めている。とりわけ、ベースメタルの市況に大きく影響する中国の経済成長について、未だ大きな陰りが見えないため、直近の将来におけるベースメタルの市況が急激に悪化することはないとの見通しである。

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